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【解説人語】林芳正氏、石破政権継承目指す 売りは安定感、本音も?
岸田、石破両政権で官房長官を務めてきた林芳正氏(64)。外相、農水相、文部科学相などを務めた経験と実績をアピールし、3度目の総裁選に挑んでいます。 仕事ぶりには定評があるものの、石破政権では首相との距離感もたびたび指摘されてきました。選挙戦序盤には珍しく失言も。決選投票に残るため、所属していた旧岸田派以外にいかに支持を拡大できるかがポイントになっています。 戦略や課題、野党連携のスタンスなどを、政治部の鈴木春香記者が解説します。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
「選挙で野党にやってきたのでは」小泉氏陣営の投稿依頼で立憲野田氏
自民党総裁選で小泉進次郎農林水産相の陣営が動画へのコメントの書き込みを関係者に依頼していた問題で、立憲民主党の野田佳彦代表は28日、「ライバルを中傷するような中身も出ていた」とし、同様の行為を過去の国政選挙で「対野党にやってきたのではないか」と指摘した。自民に対しては「党としての調査」を求めた。愛媛県新居浜市での講演で発言した。 野田氏は、小泉氏が昨秋の衆院選で党の選挙対策委員長だったことと、小泉陣営の広報担当だった牧島かれん元デジタル相が党ネットメディア局長である点に触れ、「(関係者による
高市氏「力合わせるの当たり前」参政党と保守党との政策協議に前向き
自民党総裁選に立候補している高市早苗前経済安全保障相(64)は28日夜に配信されたユーチューブの番組で、参政党との連携について問われ、「この政策だったら一緒にやれる、ということを協力していくのは、立法府としての全体の責任だ」と述べ、参政党や日本保守党との政策協議に前向きな姿勢を示した。 高市氏は、フジテレビでキャスターを務めた反町理氏の番組に出演。連立拡大について「どこの政党と連立を組むと決め打ちして申し上げるのは、絶対に失礼なことだ」とした上で、「自民党として実現したい政策については、相手
コメ4週ぶり値下がり、5キロ4246円に 下げ幅小さく高値続く
有料記事 15~21日に全国のスーパー約1千店で売られたコメ5キロの平均価格は税込み4246円で、前の週より29円(0.7%)安かった。値下がりは4週ぶりだが、下げ幅は小さい。政府が随意契約によって備蓄米を格安で放出する前の米価とほぼ同水準で、調査を始めた2022年以降の最高値(4285円)に近い価格帯のままだ。 農林水産省が調査会社のデータをもとに算出し、26日に公表した。店頭で2千円前後で売られる随意契約の備蓄米の流通量が、前の週よりやや増えて、平均価格の低下につながったとみられる。
ファミマのATMもセブン銀に セブン銀、伊藤忠商事と資本業務提携
セブン銀行と伊藤忠商事は26日、資本業務提携すると発表した。伊藤忠商事がセブン銀に最大約2割を出資して持ち分法適用会社とし、伊藤忠傘下のコンビニ大手「ファミリーマート」のATMも、セブン銀の機械に順次置き換えていく。 セブン銀は、セブン―イレブンや商業施設などにATMを2万8千台以上持ち、ファミマは、イーネットやゆうちょ銀行のATMを約1万6千台置く。ファミマによると、2026年春から数年かけて、全国のATMをセブン銀が運営するファミマ仕様のATMに変更するという。 新しいATMでは、キャ
食生活に満足している人が減少 内閣府「国民生活世論調査」で判明
有料記事 内閣府が8~9月に行った世論調査で、「食生活」に満足している人が減っているという結果が出た。政府に望む政策への回答では「物価対策」が増えており、「食料インフレ」への不満が高まっている傾向がみてとれる。 内閣府は毎年の「国民生活に関する世論調査」で、生活の様々な側面についての満足度などを調べている。対象は全国で5千人で、今年から「速報」の公表を始めた。 食生活については、「満足している」「まあ満足している」と答えた人の割合の合計が、昨年調査の67.6%から61.6%まで落ち込んだ。
コカ・コーラ180円→200円 秋も値上げ、パックごはん・餅も
有料記事 この秋も値上げが止まらない。 コカ・コーラボトラーズジャパンは10月1日出荷分から217品目の希望小売価格を4.8~23.0%引き上げる。500ミリリットル入りペットボトル炭酸飲料「コカ・コーラ」は税別180円が200円になる。 米価高騰の影響も大きい。サトウ食品はパックごはんのほか、切り餅やまる餅といった包装餅の希望小売価格を引き上げる。 帝国データバンクによると、10月の食品の値上げは3千品目を超える見込み。今年では4月(4225品目)に次ぐラッシュとなる見通しだ。 ヤマ
死後の手続きや身元の保証、だれに頼めば? 「おひとりさま」の備え
有料記事 入院や介護施設に入る際に連絡先や保証人になってくれる人はいるだろうか、葬儀や火葬の手続きはだれにお願いすれば――。身近に頼れる人がいない一人暮らしの「おひとりさま」は、契約やお金の支払いをめぐって色々と心配することがあります。どんな備えがあるでしょうか。 税金や保険のしくみ、年金制度改革、資産形成のポイント、投資や相続の落とし穴――。「Sundayマネー」では、難しくなりがちなお金の話を、消費者の視点や政策の動きなどを踏まえてわかりやすく伝えます。 おひとりさまというと生涯独身の
「究極の野球小僧」と恩師の約束 牧原大成が貫く「当たり前の」姿勢
有料記事 カン、カン、カン。 2008年の春。熊本・城北高校野球部監督だった末次敬典さん(74)=現福岡・八女学院高校野球部監督=は、中学を卒業したばかりの新入生に釘付けになった。 「あいつがプロに行けると確信したのは最初の打撃練習やった」 のちに、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの主力になる牧原大成(32)だ。 遠くに打球を飛ばすわけではない。 目を見張ったのは、その集中力だった。 打撃マシン、打撃投手にかかわらず、直球でも変化球でも「1球目」を必ずバットの芯でとらえた。 「あ